
以前は各自の家に先祖代々のお墓があり、帰省するたびにお墓参りをしました。
しかし今では将来的にお墓を見てくれる親族がいなくなった方や、自分自身で家系が最後であるという家庭も多くなってきました。
そこで注目されているのが永代供養です。
永代供養では個別のお墓はありません。
その代わりにお寺の敷地に仏壇のようなところを設けて、そこにお参りをすることができます。
勿論、親族が存命なうちは故人をしのんでお参りすることが可能です。
もし親族がいなくなってしまっても、お寺の方が代わりに供養を続けてくれます。
供養の方法は家庭ごとに納骨場所を設けている場合もあれば、合同葬として樹木などの元に埋葬しているところもあります。
焼津市から近い島田市には、曹洞宗医王寺にて永代供養を受け付けてくれます。
医王寺では納骨堂に薬師如来像が安置されています。
納骨はその如来様の両翼に配置するように置かれます。
如来様に見守られるような形です。
お堂は耐震設計だそうですので、地震による倒墓などの心配も無用です。
焼津市から島田市までは車や電車で40分ほどかかります。
とても近いというわけではありませんが、お寺に向かうまでの道中、故人のことを思い出し、こんな出来事があったよねと思い出話をするのも良いかもしれません。
一番望まれることは、故人の安らかな眠りと、残された人が安らげるかどうかです。
お墓参りの負担を減らすきっかけに、検討してみてください。